2010年02月03日
グレン・ミラー物語 追悼-2-

今日は節分ですね~

わが家では父が寅年で年男ですが、さすがに、その数の豆を食べる自信はないらしく、
豆まきはしないとのことで~す

明日の立春を前に、冷え込みは一段と厳しく感じます。
夜明け前が一番暗い、と何かで読みましたが、寒さも似たようなものなのでしょうか。
それでも、花々は色どりに春の訪れをメッセージしてくれているかのごとく、
冒頭写真は、スーパーでつい衝動買いをしてしまった、鉢植えのチューリップです。
やさしいピンクに癒されました~

さてさて、では今回も、追悼記を書かせていただきますね。
先日は、亡き元夫の月の命日に遺骨とともに移動して、翌日は東京・武蔵小山の彼の生家に
迎えに来てくれた彼の兄さんと一緒に、無事遺骨を届けてきました。
実は、私たちが離婚して二ヶ月後、私が彼のそばを離れて実家に戻ってから一ヶ月後に
彼の大好きなお母様が急病で倒れ、今でも意識不明で入院しています。
お母様にはショックを与えないように離婚も別居も伏せていたのでしたが、
何か察したのかと、驚いたものでした。
そのお母様の小さなお部屋に彼の遺骨を届けることができて、少しホッとしました。
納骨式まで、お母様の懐に抱かれてもらえそうで。
届ける前日、月の命日は、亡くなった彼の家、つまり私たちが暮らしていた家で遺骨の彼と過ごす計画で、
夕方、横浜からわざわざお弔いに来てくれるという、私たちが数回お逢いしているご夫妻を待ちました。
ご主人は、本業ではありませんがギタリストで、私たちがピザ&パスタ店をしていたときのお客様、
ときどきいらっしゃっては食事したり、自称ドラマーの元夫とセッションをして楽しんでいました。
いつもお酒に酔っている元夫に付き合わされて気の毒だったと思っていたら、
「仕事のストレスがハンパでないときに、ユウさんに遊んでもらってスッキリしてたんです」と語ってくださいました。
そうだったんだ…と改めて元夫の不思議な癒し効果に納得し、うれしくもありました。
「ユウサンがさわっていた楽器を何かください、楽器なら大切にできるから…」と
本物でないウクレレとマラカスを持っていかれました。
その晩は彼らにごちそうになり、思い出話で楽しい時を過ごしました。
奥様は、実は二十数年前に前のご主人を亡くされていたと知りました。
しかも、目の前で倒れられて、それっきり…幼子を抱えて大変な十年を経て
今のご主人と知り合ったそうです。
死別のショック、怒り、悲しみ、罪悪感、もろもろを味わい、
こうなっていたら、ああだったらの「たら、れば」をようやく脱して、
起こった出来事を受け入れられたとのことでした。
『ゆるしのレッスン』という本を一昨年友人からプレゼントされて、
自分が怒りでいっぱいになっているときなど、ときどき開いているのですが、
「ゆるすということは、ただ「こうであればよかったのに」という思いを捨てることです。
ゆるしは苦痛に満ちた過去を癒す霊薬で、そのおかげで私たちはいまこの瞬間に
生きられるようになります」
彼を失ってから、自分をも含めていろいろな怒りに苦しんだとき、目に飛び込んできた一節でした。
この一節を、偶然に奥様からも諭され、「たら、ればの世界」の無意味さに気づきました。
彼らご夫妻と、彼らの常宿であるペンション・オーナーと夜更けまで楽しんだあと、
遺骨の彼が待つ家に戻りました。
そうだ、『グレン・ミラー物語』今夜こそ最後まで観なくっちゃ…と、
お風呂からあがってDVDをセットしました。
前回泊まって観た時も、それを観ることに気づいたのが深夜で、
ついつい途中で眠ってしまったのでした。
元夫は、最近これをお気に入りで、感動して何度も観たと言っていたのです。
「いや~奥さんが素晴らしくってさ」との言葉に、
(どうせ、私はよくない奥さんでしたよ~)みたいな気持ちで、「ふ~ん」とだけ返事していたのでしたが、
元夫がいなくなった今、どんな内容だったんだろう、と今更ながら。
で、気がつくと、またまた途中で眠ってしまってました。
夜中の3時…でも、今日は絶対観よう!!と、観てないところから再生スタート!!
※ここから先は、もし『グレン・ミラー物語』を楽しみたい方は結末がわかってしまうので
ご覧にならない方がいいかもしれません。
そして、びっくりしました。
何と、グレン・ミラーもクリスマス直前、亡くなっていたのでした。
戦争で家族ともしばらく離れていたグレン・ミラーは、
クリスマスにはラジオ放送をするからそれを聴くように奥様に伝言していたのに、
そのラジオ放送の演奏に向かう途中の飛行機事故でした。
すでに訃報が伝えられていた奥様にラジオ放送は皮肉な辛いものとなりました。
それでも、耐えて聴いていたら、グレン・ミラーが編曲した『茶色の小瓶』が流れてきたのです。
それは、奥様の大のお気に入りの曲でした。
クリスマス・プレゼントに彼は編曲を仕上げていて、楽団はそれを演奏できたのでした。
奥様の涙が苦しみの涙から喜びの涙に変わりました。
素敵なラストシーンでした。
私は号泣してしまいました。
二重の意味で。
一つは、まるで、自分の死ぬときを予知していたかのように、
哀しいのはお前だけじゃないよ、と私を慰めるために、これを見ろといっていたかのようで。
「まったくもう、なんで、なんで死んじゃったのよ~!!」と吐き出しながら涙が止まりませんでした。
そして、もう一つは、先日、後片付けはできないものの、彼を偲んで遺品を手にしていたら、
スケッチブックにクレヨンで下記のように書いてあるのを見つけたのでしたが、
これが彼からの最後のプレゼントに思えたからでした。
「SH・IZU・OKA」、
I G
R U
O S ←すみません、ほんとはまっすぐです。
K U
O
ダジャレ好き、クロスワードパズル好きな彼らしい、戯れのページでしたが、
昨年の夏、私が住む宇久須に来たあとで、「すごい、いいところだ」とうれしそうに話していたことを
友人から聞いていたので、遺品として見つけたときに、ウルッときたのですが、
再度思い出して、彼なりの『茶色の小瓶』だったのかもと…。
今度は朝まで眠れませんでした。
そして、彼とこころの中で会話をしました。
グレン・ミラーは音楽で人を励まし、勇気付け、メッセージを送っていたけど、
あなたは、何か言いたいことはない?
Sさん(前述のギタリスト)が音楽で奏でるときに、あなたは何か託すメッセージはない?
しばらくしてから、フッと
「ゆるし合おうよ、愛し合おうよ」という言葉が浮かんできました。
翌朝、私はこれを彼からのメッセージとして、ペンションのオーナーに電話して
まだ休んでいるSさんに伝えてほしいと説明しました。
オーナーは丁寧に受け取ってくれました。
ゆうちゃん(元夫をいつもこう呼んでいました^^;)は
全身全霊をかけて私に「ゆるし」を教えてくれていたかのようでした。
ピザ&パスタ店を営んでいるころ、何かにつけてさんざん駄目だしして、
罵倒し、ひどいときには手を上げることもあった私でした。
でも、彼は私がどんなにひどい仕打ちをしても「忘れ」てくれました。
彼が逝く少し前から、私は彼に八つ当たりをしていたと段々分かってきていました。
ちょうど、店を始めた当時の彼の年齢に自分がなってみると、
どうしても老化による心身の重さ、脳の不活性化を嘆く最近の自分と出会い、
同じ年齢で、未経験だった飲食店を始めたストレスはたいへんなものだったろうと
少し理解できるようになってきていました。
そして今回の急逝において、彼は、すべてをゆるして旅立ってくれたかのように感じられたのでした。
笑顔で、「いいんだよ」と。
今日は、彼が逝って6回目の七日です。

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自己治癒力を探究する場…ヒーリング・カレッジ

そうだったんですか。
宇佐美にいる頃には何度かお会いさせていただいたのに。
音楽が好きな明るい方、そんな印象が残っています。
ご冥福をお祈りします。
言葉になりません…。
ゆうさん、やっぱり何もかもわかってたんだね。
でも、それはきっと実は誰もがそうなんでしょう。
静岡、プルメリアさん、宇久須…。
ゆうさんの今生の記憶の宝物。
純粋で可愛らしい子供のような、ゆうさん。
今頃、なにして楽しんでるのかな。
こちらのプログへの投稿の仕方を尋ねられてそのままに
なっていました。ごめんなさい^^;
こんなお知らせで、恐縮ですが、
温かい言葉をありがとうございます(*^。^*)
ゆうちゃんも喜んでいますね。
ご一緒くださったFさんたちもお元気でしょうか?
どうぞ、よろしくお伝えくださいね。
寒さ厳しいなかですが、館長さん、楽しくがんばってくださいね~♪
ゆうちゃんの葬儀のときにはお世話になりました。
本当に、人はみんなどこかで分かっているのでしょうね、
自分のこと、自分の進む道、自分の最後を。
みなさんから愛されて、幸せな人生を送れたと思います。
いまごろは~、そろそろ天使の羽根がちょっこっと生えて
きて、お~(+o+)とビックリ、はしゃいでいるかしら。
卵からかえったヒヨコがピヨピヨ元気に鳴いているように。
自称〜元ドラマーのゆうちゃん・・・
かっこよくて、優しくて、おしゃれな方なんですね^^
残された暗号を解くように〜ゆうちゃんを抱きしめていらっしゃる〜プルメリアさん
私達にも、ステキなメッセージを届けていただいています。
「ゆるしあおうよ、愛しあおうよ」
グレン・ミラー物語・・・かなり以前に観た事がありますが、
「茶色の小瓶♪」は、覚えています。
お二人の、ステキな愛のお裾分けを〜ありがとうございます。
コメントいただいてから一週間が過ぎてしまいまして…ミアネ~。
ゆうちゃんは小柄で、かっこいいとはちょっと言い難い^^;のですが、ポーズをとるのは得意なんで~す。
今、追悼記3をやっと書き上げました。
誤字脱字も確認しないままのアップ、すみません
大目にみてくださいね~。